模型とCG
- kousaka
- 18 時間前
- 読了時間: 3分
夏です。
子供のころから夏が大好きで、
ずっと外で遊んでいたので「土人」と姉から言われるくらい、
真っ黒に日焼けしていたあの頃。
今の夏は、あの頃とはもう別物ですね。
昼間に子どもの頃と同じように遊んでいたら、
きっと倒れてしまいます。
皆様も、どうぞ熱中症にはお気を付けください。
さて。
工事終盤の日置荘の家。
来週にはオープンハウスのご案内ができそうです。
ぜひ皆様にお越しいただければと思います。

で。
夏といえば。
この時期は毎年、京都芸術大学で授業を担当しています。
先日は「模型」の授業でした。
今は建築のプレゼンテーションもCGが中心になりましたが、
プラスアトリエでも以前はファーストプレゼンで模型を製作していました。
もちろんCGには大きな魅力があります。
でも、建築やものづくりを学ぶなら、
一度は自分の手で模型をつくってほしいと思っています。
頭の中では「できた」と思っていても、
実際に立体になると、バランスやスケール感、光の入り方など、
思いもよらなかった発見があります。
その「頭の中」と「実物」の差を知ることが、
空間をつくる力につながるのではないかと感じます。
模型は、CGよりも直感的で、偶発的で、実験的。
だからこそ、新しいアイデアが生まれることも少なくありません。
そんな模型の面白さを少しでも伝えられたらと思いながら、
毎年授業をしています。
授業では日本で模型製作の第一人者といっていい
寺尾先生とご一緒させていただいています。
寺尾先生の模型はすごい。
今日はその達人・寺尾先生がつくった、
安藤忠雄先生の名作模型を勝手に紹介します。
「セビリア万博 日本館」



1992年に開催されたこの万博。
当時僕は浪人生で万博どころではなく、
ましてや建築にさえまだ興味もさほどなかった時期。
そして実は未だに僕は名建築といわれるものを
さほど実感してなくて。
この模型を見て、ん?これなんだっけ??確か・・・
と思い出すまで時間がかかる始末。
お恥ずかしい・・・
寺尾先生にセビリアですよ!!
と言われて、あああ!そうだ!!と。
ほんと情けない・・・
実物は見れなかったので、
改めてこの模型をじっくり眺めると、
なんて美しく、力強く、そして格好いい建築なんだろうと。
木造は細かな部材が規則正しく組み合わされ、
大きなものをつくる。
また外壁の大きな曲線が
屋根の反りや起りを抽象化したもののように僕には見える。
伝統的な形をそのまま再現するのではなく、
素材、構造、曲線、そしてつくり方そのものによって
日本を表現している。
そんなことを感じた素晴らしい模型でした。
ということで。
今週末も模型の授業、がんばりますか!




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