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お客様の声<三原台の家>

  • kousaka
  • 14 時間前
  • 読了時間: 3分


肌寒い日が続きますね。

とはいえ、日の入りが遅くなってくる日々。

時間は着実に進んでまして。


梅も咲いてますね。

昔は桜の派手さにばかり気を取られてましたが、

梅の派手ではないけどその上品さ、気品、静けさ。

最近、味わえるようになった気がします。


さてさて、ビシっとカッコつけたところで。

(たいしてカッコよくない)



今日は

10年前にお引渡しした「三原台の家」のご家族から、

お客様の声がとどきました。



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この家で10年を過ごしてみて、家族全員一致の感想は


「住みやすい。そして、家で家族と過ごす時間が楽しい」


ということです。


振り返ると、2015年のまだ寒いころに初めてお目にかかり、

完成までの1年3か月、大変お世話になりました。


サザエさん一家のような同居を前提とした家づくりだったため、

母と私の意見に挟まれながらも、

夫の意見をなおざりにすることなく、

絶妙なバランスで形にしてくださったことを

今でも感謝しています。


「家を建てる」という経験は、

私たちにとって初めてのことばかりでした。

私たちの要望をすり合わせながら、

プロとしての視点とどう折り合いをつけていくのか――

その打ち合わせの時間は、毎回とても楽しいものでした。


特に印象に残っているのは、

建築中に中庭の壁がそびえ立つのを初めて見たときのこと。

グレーの壁は圧迫感があり、完成形を想像しにくかったため、

母が「窓をつけてほしい」と懇願しました。


不安を抱える私たちを納得させるのは大変だったと思います。

それでも工事が進み、足場が外れて壁に色が入った瞬間、

「こんなふうになるんだ」と

胸が高鳴ったことを今でもよく覚えています。


現在、その中庭は外でありながら存在感のある、

外部の視線を気にせずくつろげる

リビングの延長のような憩いの空間になっています。


この家で今も感動しているのは、

設計段階で説明していただいた太陽光の取り入れ方とその効果、

そして断熱性能の素晴らしさです。


リビングでは、夏は軒のおかげで直射日光が入りにくく、

家庭用エアコン1台で十分な涼しさを保てています。

冬は天気のよい日であれば、差し込む日差しだけで、

寒い2月でも暖房がいらないほど暖かくなります。


また、四季によって変わる光の動きは、

自然がつくるアートそのもので

中庭の百日紅とともに毎日美しい表情を見せてくれます。

どの部屋にいてもその景色を楽しめることが、

日々の暮らしの豊かさにつながっています。


10年が経ち、

この家で重ねてきた家族の時間は、

私たちの暮らしにたくさんの彩りとゆとりを与えてくれました。


これから先も、この家で過ごす時間が楽しみです。

本当にありがとうございました。


――――――――――――――――――――――――――――――――



10年前のことですが、

当時のことを今でも鮮明に思い出します。


建築中、

仕上げ前のグレーの中庭の壁を見て

「窓をつけてほしい」と

ご相談を受けました。


不安になりますよね。

完成形は、まだ見えませんから。


それでも

「大丈夫です」と

説得させていただきました。


そして足場が外れ、

色が入り、

完成した中庭を初めて見ていただいたとき。


「窓がなくてよかった!」


その言葉を聞いた瞬間の安心感は、

今でも忘れられません。


三原台の家は、

中庭という空間の意味や

光の扱い方を、

自分の中で確信に変えてくれた家でもあります。


図面には描けないこと。

図面では伝わりにくいこと。


それを、

住んでから実感していただけること。


今回のお声をいただき、

改めて設計の本質を

教えてもらった気がしています。


10年点検で、

またお会いできるのを楽しみにしています。

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