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田原本の家
2013

国道沿いの母屋のある広い敷地の隣に建つ4人家族のための住まいです。

敷地形状がL型という変形地のため、建物も敷地形状に合わせてL字としています。

その形状的な特性により、エントランスからLDK空間までには長めの廊下空間があり、

その廊下を単に廊下にするのではなく、ギャラリーとして飽きない空間として活用しています。

廊下を抜けた先にあるLDK空間は一変してプライバシーが守られた緑のあるデッキテラスと

一体的な開放的な空間とし、日光が降り注ぐ明るく快適な場としています。

そして省エネ性能も高めた住宅です。

クライアントご家族が熱望された、温度的にもの以外に、素材や空間的にも、

家族のための暖かな住まいができました。

構造・規模: 木造、2階建て
設計:向阪一郎
構造:森本建築設計 森本晃生  
施工:ASJ奈良スタジオ
撮影:冨田英次

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