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タイコバシハウス
2011
母屋に近接して建てられた5人家族のための住まいです。
のどかな田園風景の中に歴史の感じられる木造家屋が並ぶ良好な環境のなかで、
母屋への日照条件や周辺の街並への影響が極力ないように計画されました。
敷地は平面的に余裕が少なく、かつ2m程度の段差のある傾斜地でしたが、
やや変則的なスキップフロア的な階構成を取り入れることで、
「太鼓橋」のような階段のある断面構成と機能的でコンパクトな平面ができました。
これにより、建物高さは低く抑えられ、母屋への日照は従来とほぼ同等に確保でき、
また街並へも違和感なく溶け込んでいます。
構造・規模: 木造、2階建て
設計:向阪一郎
構造:森本建築設計 森本晃生
施工:株式会社創建
撮影:冨田英次
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