建築費が高騰する昨今に
- kousaka
- 5月18日
- 読了時間: 2分

先週は「春本番」と書いたのに、
今日はもう、夏です!
半袖です!
さて、昨今の建設費の上昇。
家づくりにも、さまざまな影響が出ています。
補助金などの制度はまだありますが、
それでも悩ましい時代になってきたのかもしれません。
「コストに合った、この時代の家づくりとは」
最近、お客様からいただくお問合せの中で、
そんなことを考えさせられることがあります。
ただ、僕はこういう時代だからこそ、
プランニングやトータルの設計力が問われていると思っています。
建物のコストは、
大きく言えば「面積」と「仕様」の掛け算で決まります。
仕様とは、性能や仕上げのこと。
華美なものは削いでも、デザイン性は確保できます。
一般的な仕上材を使っても、よいデザインはできます。
ただし、断熱や耐震といった性能は、快適性や耐久性、
家の寿命に関わる部分です。そこは簡単に削るべきではない。
仕様を考えるとき、僕はそんな視点を大切にしています。
では、面積はどう考えるか。
広いリビング。
たくさんの収納。
ゆとりある水回り。
大きな庭やテラス。
どれも家づくりの夢が詰まった部分です。
でも、本当に必要な空間は何か。
なんとなくの「○LDK」でいいのか。
通るだけの廊下を減らせないか。
何かと何かを兼ねる空間はつくれないか。
遠い将来の不安に縛られすぎていないか。
家族の居場所や距離感を、固定化しすぎていないか。
じっくりお話を聞き、
そのご家族にとっての「本質」が見えてくると、
プランニングの考え方は大きく変わります。
そしてそれが、
本当の意味でのオンリーワンの注文住宅になるのだと思います。
今の情勢だからこそできる家づくり。
既成概念にとらわれないこと。
SNSの情報だけに飲み込まれないこと。
自分たちが「住む」ということを、
もう一度考え直すこと。
そんな家づくりがより重要な時代になってきたのかもしれません。
僕も設計者として、
常に頭をクリアにして、
そのご家族にとってのベストなご提案ができるよう努力していきたい。
そんなことを思う、快晴の昼下がりでした。




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