top of page
伊丹の家
2025
長年住み慣れた思い入れのある地で、変化する家族形態に合わせて建て替えられた住宅です。
計画敷地は住宅密集地で特に南側には3階建ての隣家があり、南からの日照はほぼ期待できない状況。
また併せて接道側の西からは夏場に厳しい日射があり、
従前のお住まいで長く暮らされていたクライアントにとってはこの西日は避けたいというお話しでした。
計画にあたり、この難しい日射条件をどう新しい住まいで解決し、明るい空間にするかが一番のポイントでした。
計画ではまず近接する隣家からプライバシーを守る中庭を敷地北側によせて2つ配置。
中庭の壁を白くすることで、南側隣地建物越しに入る日光を反射させ、室内に柔らかい光を取り入れます。
反射光はやや弱いためより明るさを得られる2階に普段の生活が完結するように諸室をプランニング、
将来の不安をなくすよう、小型のエレベータも設置しました。
この2階ではかつてのお住まいにたくさんお持ちであった思い出の絵画や書などをかざることができるよう、
木の壁沿いすべてにピクチャーレールを設置。
また寝室は壁で仕切らず、カーテンで柔らかく仕切り、
プライバシーを保ちながらどこか開放感のある2階の空間を作りました。
1階は反射光が落ちてくる落ち着いた庭に面した客間。お子様が帰省した際に使えます。
またビルトインガレージは雨にぬれずに車へのアプローチができます。
これからも永く慣れ親しんだ地で安心してお住まいいただければ幸いです

構造・規模: 木造2階建て
設計:向阪一郎
施工:アリワカ建設
撮影:冨田英次
bottom of page












